出荷までの流れについて

生産からパッキングまで、全て当組合内で行うため、 非常に良質で鮮度の高い卵が提供出来る形になっています。

GPセンターについて

1時間あたり40,000個を処理できる設備が2基、当GPでは稼働しており、10個入りパックに換算すると、毎時8,000パックの生産ができます。
設備の各工程では人間と機械が共存しており、常に安定的に生産できる体制を確保しております。
最新鋭の検査機の導入や、それらをオペレーションする人材教育に力を注いでおります。
職場環境の改善にも配慮し、年間の室温も一定で、卵品質の影響を考えた、GPセンターの取り組みの一つでもあります。

出荷までの流れ

1

入荷

当組合の各農場から選別された卵を原料卵として自社GPセンター(グレーディング&パッキングセンター)に入卵します。

2

検卵

衛生面に特に注意をしながら、ヒビや汚れ等の選別を行います。

3

サイズ分類

検卵を通過した良質の卵のみを、出荷に向けサイズ別に分類します。
サイズ分類は農林水産省の基準に準拠。
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4

包装

所定の容器に卵を充填後、卵の鈍端部にシールを貼り付けたり、卵重計量責任者・賞味期限などを表示したラベルの封入または貼り付け、容器のシーリングを行います。

5

検品

できあがった製品を一つひとつ手にとり、裏表を確認して目視による最終チェックを行います。

6

保冷庫

パッキングされた卵は出荷される直前まで大規模保冷庫にて品質管理されます。

品質管理について

日々の採卵したたまごの中から、サルモネラ菌、一般細菌の検査や、ハウユニット・テスターにて、卵品質の検査を実施しております。

卵の品質鶏の健康状態管理のために独自の品質管理室を設置しています。

  • 卵の品質

鶏卵の鮮度(HU)を始め、 卵重、卵黄色、卵殻 強度、卵殻厚等の品質検査を毎日実施するとともに、サルモネラ、一般生菌 の検査を定時に実施しております。

  • 鶏の健康状態管理

当組合独自に病原菌、微生物等の定期検査を実施し、また、公的機関とも密な連絡を取り、公的な検査や情報収集を徹底 しています。
鶏のより良い住環境のために鶏群管理を適正なローテーションによる「オール イン・オールアウト方式」で行っています。
これにより鶏舎を定期的に清掃・消毒することが可能となり、病気の感染を防 ぐことができます。

配送について

工場出荷からの物流はすべての車両について、冷蔵装置完備車で配送しております。
これはたまごの鮮度を保つための有効な管理の一つです。