卵作りの取り組み
当組合での卵作りに対しての取り組みについて、当組合は創立から様々なこだわりをもっております。
農場
安心でおいしい卵は健康な鶏によって生み出されるという理念の下、当組合では鶏の健康を第一に考えます。
安全でおいしい卵作りに向けた取り組み
健康な鶏をつくるための取り組み
ヒナへのこだわり
健康な鶏をつくるには、先ず良いヒナを選んで仕入れることが不可欠です。 当組合では、ヒナの購入先の種鶏、孵化場育成設備管理等を十分検討して、 素性の解かるヒナを仕入れています。 また、仕入れに際しては、当組合が指示したワクチネーションプログラムを完全に実施したことを示す証明書を添付させています。 ワクチネーションプログラムに関しても、日々研究を続け、状況に合わせて随時変更をしています。
エサへのこだわり
健康な鶏をつくるには、鶏自体が持っている能力を十分に発揮させることが重要だと考えています。 生理作用に合わせた飼料設計を実施する ことによって、丈夫な鶏に育てています。鶏のより良い健康状態のために、飼料についての研究を続けています。
水へのこだわり
健康な鶏をつくるには、毎日飲む水が良い水であることが一番大切な要素と考えています。 そして、良い水の条件は、きれいでおいしい水であること、安心・安全な水であることです。
鶏の住環境に対するこだわり
健康な鶏をつくるには、鶏の生活の場である鶏舎を清潔な状態に保つことが不可欠です。 当組合では、鶏群管理を適正なローテーションによるオールイン・オールアウト方式で行っています。これにより鶏舎を定期的に清掃・消毒することが可能となり、病気の感染を防ぐことができます。
鶏の体調チェック・ワクチンの接種
鶏の健康を保つため、当組合では鶏の採血検査を定期的に実施するとともに、公的機関の指導の下、病原菌、微生物の検査を実施しています。
環境への取り組み
地域の皆様との共生
栄養たっぷりの鶏糞を廃棄せずに発酵させ肥料を作り販売しております。栄養価の高い良質な発酵鶏糞肥料は農家の皆様に高い評価を頂いています。
鶏糞について
有機JAS資材リスト登録済み製品です(登録番号JASOM-150901)
鶏糞は有機肥料の一つです。窒素、リン酸、カリウムといった野菜の肥料に欠かせない成分が含まれています。 これにより鶏糞は野菜の成長に効果があり、元肥・追肥どちらでもつかうことができます。 鶏糞はほかにカルシウやマグネシウムといった成分も含みます。また化学肥料を使いたくない方には有機堆肥である鶏糞はおすすめで肥料の効果もよく出ます。
鶏糞も大切な資源として、鶏糞堆肥の製造にも力を入れています。より良い完熟堆肥の生産を目指し、生産過程でカナディアンフミン酸を使用しており、農作物に有効な成分を多量に含んだ優れた鶏糞堆肥になっています。
肥料取締法に基づく表示
肥料の名称 | くみあい発酵鶏糞(有機JAS登録番号JASOM-150901) |
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肥料の種類 | 堆肥 |
届出を受理した都道府県 | 神奈川県 第62-24号 |
表示者の氏名または名称及び住所 | 神奈川中央養鶏農業協同組合・神奈川県愛甲郡愛川町三増1000 |
正味重量 | 15キログラム |
原料 | 鶏糞・微生物資材※生産にあたって使用された重量の大きい順である |
主要な成分の含有量(現物あたり)
窒素全量(%) | 2.6% |
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りん酸全量(%) | 6.1% |
加里全量(%) | 4.8% |
石灰全量(%) | 20.7% |
炭素窒素比(C/N比) | 11.6 |
再生包装資材
環境への配慮として、包装資材のリサイクルを勧めています。
また、古紙を再利用したモールドパックや環境負荷の少ないA-PET素材を使用しています。
臭気対策として、カナディアンフミン酸や植物由来の酵素を使用しています。