神奈川中央養鶏の歴史

創業して今までの当組合についてご紹介いたします。

神奈川県中央養鶏農業協同組合の経緯について

神奈川中央養鶏農業協同組合は昭和32年に横浜市の養鶏家7世帯が市街化に伴う環境変化を受け、座間市に集団移転して設立した、わが国初めての集団共同養鶏です。

その後、昭和37年に愛甲郡愛川町に高峰支所を設立。
昭和45年に同所に本所を移し、今日に至ります。

組合要覧 表紙(創業〜約4年分)

組合要覧(1958)

1958年版

組合要覧(1960)

1960年版

組合要覧(1961)

1961年版

組合要覧(1963)

1963年版

開所3年に寄せて(組合要覧 1963年版より)

組合の眺望

管理方式等の生産技術の向上や、これによる経営の合理化は、従来の副業養鶏の形態を大きく変化させ、質的な向上を可能にさせました。しかしながら、他方、環境、衛生の問題により、従来から最も適した立地条併にあると言われ、事実、専業として着実に進展してきた都市近郊養鶏は、遂に法的制約を受けるに至り、1つの限界に達してしまいました。
当組合の人達が長年専業養鶏を行い活躍してきた横浜の地を後に、ここ座間へ移転し、組合を結成して3年を迎えました。
当初より当組合の設立は、ひとり養鶏界のみならず、広く農業各界から注目されることになり、その歩みに大きな期待を寄せられました。さいわい、ここ3年来の本組合の歩みは、真に輝かしい成果をおさめ、養鶏の企業化と、集団養鶏の可能性を明らかに証明し、わが国の養鶏に新しい発展の方向を示しました。そして当組合の過程と現況に学ぼうとする全国的動きがみられるに至りました。

昭和35年9月 神奈川県農政部長 西田 喜七氏 記(一部抜粋)

1963年当時 施設設備について

※組合要覧(1963年版)一部抜粋

  • 設備
  • 設備
  • 設備
  • 設備
  • 設備
  • 設備
  • 設備
  • 設備
  • 種鶏場
    鶏舎・その他 1,322坪/種鶏 約12,000羽収容
  • 孵卵場
    199坪/孵卵機16台/冷暖房装置一式・発電装置一式
  • 食鶏処理場
    42.625坪/冷凍冷蔵装置 24坪/湯漬機タイマーBOX付 1台/立型多缶式ボイラー装置一式/脱羽機タイマーBOX付 1台/於血台21羽用 2台/湯水漕 5台 処理台ほか一式
  • 共同水道の設置
  • 採卵養鶏施設の拡充
    鶏舎他 175棟 9,201.15坪/飼料タンク他諸設備一式

卵菓屋

卵菓屋は神奈川中央養鶏農業協同組合が運営する直売店です。地域の皆様に良質なたまごを提供したいという想いから、平成6年9月に直売センターを開設
その後、平成24年4月たまごだけではなく、この良質なたまごを使った手作りスウィーツを製造販売する「卵菓屋としてリニューアルオープンしました。
現在、卵菓屋ではたまごやスウィーツ、惣菜を販売するとともに、地元の農家さんが生産した農産物やたまご関連商品を販売しています。